アトピー性皮膚炎どうしたら治るか手書き入りで説明します

よくエゴマや亜麻仁油など、油を変えればアトピーが良くなるといいますが、正直、食事で体質改善してもアトピーは治りません。

食べ物によるアレルゲンを排除できるだけで湿疹がでなくなるような体質に生まれ変わることではないです。

これを説明するのはすごく簡単です。

 

アトピーは発症するとアレルゲンに対して抗体ができます。

言葉ではわかりずらいので、手書きで絵をかきました。

イメージはこんな感じです。

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抗体ができると、次にアレルゲンを察知したらまた抗体が攻撃をしかけるので、かゆみと湿疹が発生します。

1度抗体ができると、2度となくなることはないので、アトピーのメカニズムは消えることはありません。

よって、食事をかえただけでよくなるわけではないのです。

食事は食物アレルゲンをできるだけ排除するにとどまることを覚えておいてください。

余談ですが、私は乳製品をとるとかゆくなるし、最悪下痢します。

チョコレートなんか、ナッツ入りのものを食べると明らかにかゆくなるのです。

だから私は湿疹が悪化するとわかっているものは食べないようにしています。

( アトピー性皮膚炎のメカニズムを知る )

アトピーを治そうと思ったら、治療法をリサーチするより、まずはアトピー性皮膚炎のメカニズムを知ることです。

基礎なくして、最適解は導けません。

どういう原因でアトピーになるのかを抑えておけば、答えが一つに絞られていきます。

余計な情報に惑わされることがなくなるのです。

5万とある治療法を1個ずつテストしていって、どれが1番自分に合うかなんてやっていたら、一生かかっても終わりません。

すべてやり終える前に先に寿命がきます。。

物事はシンプルです。そしてアトピーもシンプル。

(免疫異常)

アトピーは一言でいうと過剰な免疫反応を起こしているといえます。免疫異常です。

健康な人が体に悪いと思わないものを、侵入物と誤解し体外へ排出しようと攻撃します。

この際、かゆみの原因となるヒスタミンが放出されてかゆみが起こるのです。

こうしてかゆみを感じさせ、掻く行為をすることによって悪いものを取り除こうとする仕組みが免疫機能です。

これはアトピーでない人も含め、誰でももっている機能です。

しかしアトピーの人はこれが過剰に働いてしまうのです。

害のないものでも有害だと認識し過剰に反応してしまいます。

どのようにして、アトピーが発症するのか?その要因となるものが大きく分けて3つあります。

│ 遺伝(フィラグリン)

アトピーの原因とされるものとして、フィラグリン遺伝子の変異というものが発見されました。

簡単にいうと、天然の保湿成分を生成するための遺伝子情報です。

フィラグリン遺伝子に変異があると、角質が正しく作られなかったり、皮膚の表面を保護する保湿成分が不足したりします。

そうすると、乾燥したり、はやく、角質がはがれてしまったりして、皮膚のバリア機能が壊れてしまいます。

フィラグリン遺伝子の変異が発見されたのは、2006年。

実は、日本人のアトピー疾患のおよそ3割がこのフィラグリン遺伝子の変異があることがわかっています。

この発見により、皮膚バリアを保湿剤でケアしていくことが、有効であるということが、病態生理学の面からも認められるようになりました。

これは、アトピーを治していく上で、改善を決定づけるもっとも重要な答えです。

│ 環境

年々環境によるアレルギーが話題になっています。

例えば、車社会がもたらす排気ガス、花粉、動物の毛に含まれるフケ、ダニなどです。

私の例でいくと、母が花粉症もちで、小6のときに花粉症になりました。

当初、くしゃみがとまらず、目が急激にかゆくなりました。

くしゃみをした直後、鼻血がでたことをきっかけに

耳鼻科に直行したところ、アレルギー性結膜炎とアレルギー性鼻炎と診断されました。

もうこの頃からアトピー予備群だったわけです。アトピーは乳幼児からアトピーになる

先天性のものと、大人になってからなる後天性のものとがあります。

どれか1つアレルギー症状をもつと、年齢とともに別のアレルギーを発症するケースは多いです。

それがアレルギーマーチ(行進)といいます。

親が花粉症をもっていたということ、これがアトピー発症の原因の大きな1つになります。

花粉はどれだけ体内に入っても悪いものではありません。

しかし、体は花粉が頻繁に接触して体内に侵入しようとするたびに、あまり大量に

体内にいれてしまうと悪そうだと判断してアレルゲンとして認識します。

そうすると、この花粉というアレルゲンに対して排除しようとする「抗体」を作ります。

親がこの「抗体」を正常な人より高い数値でもっていると、遺伝によって子供も受け継ぎます。

アトピーは遺伝ではならないという議論がなされますがとんでもない。

私は、この通り、親の花粉症を受け継ぎ、見事にアレルギー性鼻炎になったわけです。

環境要因の話から遺伝に発展したので、いったん話をもどすと

私の住まいは花粉の飛散量が多かったために、

遺伝によるアレルギー素因の発症確率を引き上げてしまいました。

アトピーにつながるであろうアレルゲンが多い環境かそうでないかは、

アトピー発症を予防する上でとても重要です。

環境の話でいうと、タバコもそうです。

私は中学からタバコをすっていました。(かかわっていた友達がよくないのですが)

アレルギー体質でありながら吸っていたのです。

吸っていた頃から、合わないなとは思っていましたが、付き合いやカッコつけで吸っていました。

14歳から吸い続けて、20歳になったころ、得体の知れないかぶれが頬にではじめました。

しばらく無視していましたが、1週間経った夜中に、顔面にとどまることを知らない急激なかゆみに

襲われて3日3晩、眠れない夜を過ごしました。

これが私の成人アトピーの発症です。

タバコは肌の再生にかかせないビタミンCを破壊します。

1日1箱吸う人で、血中のビタミンCを通常の人よりも40%低下させるのです。

タバコを吸えばアトピーを必ず発症するというわけではないですが、

経験からいうと、素因をもった人は、確実にアトピー発症を誘発します。

カテゴリーに迷いましたが、食品ではないですし

遺伝とも違うので、環境というトピックでタバコを取り上げました。

タバコを吸っているなら、すぐにやめるのが賢明です。

まわりに吸っている人がいるなら極力、副流炎を吸わないように距離をおくべきです。

最初からリスクがあるとわかっているなら、不要なリスクは一切負わないことです。

│ 食べもの(牛乳)

食べものでアトピーが発症するのか調べてみると、断定する参考文献がでてきません。

アトピーを悪化させるけど、直接の発症原因ではないという説のほうが多いです。

よくアトピーを悪化させる「悪化因子」と呼んだりします。

アトピーの直接的な原因ではないと言われますが、私は少し違うと思います。

消化力が弱い人は食べたものに含まれるタンパク質を十分に分解しきれず

大きい分子のまま小腸で吸収されるため、異質なタンパク質としてアレルギー反応を起します。

腸内で起こるアレルギー反応は、皮膚表面に症状が現れます。

かゆみが発生し、皮膚内の水分量が減少して乾燥を引き起こし、そしてかきむしります。

すると、壊れた皮膚の表面から、アレルゲンが侵入してさらなるアレルギー反応を起こし

湿疹が発生します。すべての人に当てはまるわけではありませんが

これがアトピー湿疹となるわけです。

上の順番でいけば、ある特定の食べ物によって直接的にアトピーが発症するわけでは

ないかもしれません。

しかし、合わない食べ物によって皮膚のコンディションを悪くして

アレルゲンの侵入を許してしまう原因になるということです。

メカニズムでいえば直接の原因ではないという見方になりますが

食べ物が1つの原因となって「アトピー発症を誘発する」ことは十分あるといえます。

( どうしたら治るのか )

一体どうしたら治るのか?

アトピーのメカニズムの基礎を抑えたところで、重要な答えがすでにでています。

赤字で書いた箇所。

皮膚からのアレルゲンの侵入を保湿で補って皮膚バリアを強化すればいいのです。

湿疹やかゆみは皮膚からの刺激がトリガー(引き金)となって発生します。

健康な人と同じように、自然と皮膚のバリアを保てないなら、人の手で補うことでより近い皮膚環境を再現できます。

ただ成人アトピーには2つの時期があります。

湿疹がひどくでる憎悪期と、年齢とともに落ち着いてくる慢性期です。

発症から時間は経っているけど、治療が上手くいかず、難治化している場合は、憎悪期と、慢性期の中間ととらえればよいです。

メインはスキンケアですが、2つの時期で対策するのが適切です。

1.憎悪期

・内服
・湿潤療法

内服は、かゆみでかき壊さないために抗ヒスタミンを使うと効果が高いです。

掻く頻度を減らしていけば、かき壊したダメージよりも修復のスピードが上回り、結果きれいな肌がよみがえってきます。

湿疹が多い憎悪期は抗体産生が多い時期ですので、かゆみが強いわけです。

保湿ケアと同時にやることで早い回復を期待できます。

2.慢性期

・湿潤療法

湿疹が落ち着いた慢性期は、保湿に徹底します。

この時期に移行したら、抗ヒスタミンはやめたほうがいいです。

抗アレルギー薬もそうですが、長引くと胃腸への負担が大きく精神へのダメージもあります。

私はかなりのうつ症状を経験しています。医者はどう言うかはわかりませんが、飲んだことのある人にしかわからないあるあるです。

湿潤療法とは、皮膚を湿らして潤った状態にすると治りが早いといわれる治療法です。

わかりやすいように心がけて、短く書きました。

治療が難航していると、たったこれだけと思うかもしれませんが、

意外にシンプルです。

証拠に、ステロイドによる副作用で、ドス黒く色素異常を起こしていた私の肌が期待通りに良くなりました。

この記事で全てを書こうとするとあまりに長くなってしまうのでこちらにまとめました。

5日で治りはじめた保湿液

( ステロイドが物議をかもすのはなぜなのか )

ステロイドの即効性を利用して一時的に対処療法として使うというのは正しいといえば正しいです。

使わないと悪化が長引き、ステロイドに頼らないとなかなか抜け出さないという状態もあります。

しかし、被害の事例が耐えないことを考えると、

短期間だけといってステロイドを使用して、ステロイド皮膚炎やほか様々な副作用、

接触性皮膚炎によるかぶれで悪化を倍増させてしまい、たった数回の使用でも

命取りになるケースがあります。

ここが運命の分かれ道となってしまっているのが現実としてあるわけです。

医師たちは短期間で、正しい使用方法を守れば、副作用を恐れることはないと

言うのですが、ステロイドを否定する人たちの背景には、

こうしたステロイドによる被害があるからに違いありません。

むやみにステロイドを批判しているわけじゃないということです。

私は、ステロイドを使って、保湿によるスキンケアを並行して完治させましたが、

途中、ステロイドによる副作用にずいぶんと悩まされ、苦しみました。

副作用の残骸は今も黒く褐色した色素沈着が残ります。性別とわずですが

女性ならものすごい残酷な後遺症でしょう。

だから私は、安易にステロイドは上手くつかって、あとは安心な確実性の高い

方法に切り替えれましょうなんて言えません。

ステロイドのリスクを一切負わずに済むと、使う前に100%わかるなら使いたいです。

それが一切ないと言いいきれないから使いがたいのです。

そしてそのリスクが最小で、負っても取り返しがつくリスクなら問題ないですが

あとは人によりけりで、個人差があるということになると、処方する医師の責任逃れとしか思えません。

ステロイドの物議はステロイドを主要な利益にする医師たちの不勉強と

生計を保守するためにステロイド以外に効果のある民間療法をまっこう否定した結果、

起こる衝突によるものです。

じゃあステロイドなしで、どう改善にもっていけばいいの?という疑問がわくのですが

赤黒くかぶれをおこし、色素異常までおこしても、正しい保湿剤によるスキンケアで

私は簡単に治りはじめました。

ステロイドの裏側をのぞくのは、まだすべてを知らない人にとって大変怖いものです。

しかし目を背けずに事実をきちんと知り、本当に正しい皮膚のケアでよくなることを確かめました。

その一部始終をすべて記録しています。ステロイドの使用についてはこちら

見ていただいてから判断していただきたいです。絶対参考になると自信をもっていいたいです。

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