アトピーノート

催眠効果で1石2鳥!アトピーで睡眠中に掻くのを防止する方法!

私は20歳で成人アトピーになった当初、一番苦しんだのは睡眠中に強烈なかゆみで掻きむしり起されてしまうことでした。

しかし、カユミの発生を抑えるための対処を優先したところ、1日でぐっすり眠れるようになりました。

その対処法は、眠気も誘うことができるのでアトピーだとなかなか眠りにつけないという悩みも同時に解決できました。まさに一石二鳥の方法です。

 

睡眠中に掻くことがなくなるので、浸出液でグチュグチュだった肌も3日ほどでみるみるうちに回復していきました。後日友人と会うと不思議そうに私の顔をみていました。

なぜならそれまで醜い湿疹だらけの顔を見ていたからです。
( こんな短期間できれいになるのかっ?!心の中でこんな風に思っていたと思います )

1ヶ月もすると、アトピーとは忘れてしまうくらいに肌がきれいになっていました。掻かないとこんなに良くなるのかと思ったほどです。

アトピー湿疹の見た目を悪くするのは、そのほとんどが掻き壊し行為なのかもしれません。

 

ただ、この対処を知るまでそう簡単に掻くのを防止できたわけではありませんでした。あまりのかゆさに気が狂い夜中に発狂したこともあります。当時お付き合いを始めた人も、成人アトピーが発症した直後で、せっかくの出会いもこんなことで別れるなんて悔しさで涙を流すこともありました。

健康な肌が、一夜にして水疱だらけになり、精神は崩壊しました。人間こんなに変わるものなの?自分が何か悪いことをしたのか?何度も答えのない自問自答を繰り返しました。

最初にかかった医者には期待を裏切られ、刺激の強いロコイドクリームをだされたせいで、鼻の頭がけいれんして止まらない日々は今でも忘れられません。

掻いてもかゆい、掻けば気持ちいい、掻きつづければどんどん肌は壊れていき、そこにロコイドクリームの刺激が襲って、ケイレンを繰り返したのです。

このときの掻破行為のせいで、鼻翼(びよく)は2倍にもふくれあがり、角質が堆厚したせいで、ゴリラのような鼻になってしまいました。

町の本屋で調べても、ネットで調べても、睡眠中に掻くのを防止する方法は的を得ていません。なぜなら、掻くのを防止するのではなく、掻いても傷つかない方法ばかりだからです。

・手袋をする
・爪を切って丸く削る

効果はありますが、根本の解決になりません。そうではなくてかゆみの発生を抑えることに焦点をあてて取り組まないと、いつまでたっても睡眠中に掻くことは防げません。

 

転院を考えてある一つの皮膚科に出会ったことで、朝まで一度も起されることなくグッスリ眠れるようになりました。

「夜もかゆくて寝られないんです。やっと寝られたと思っても夜中掻いて起きちゃうんです。」

こう相談したところ、

「かゆみを抑える薬があるから、それを出しておくよ」と処方してもらったのが抗ヒスタミン薬でした。

抗ヒスタミンを飲むようにしてから、かゆみがだいぶ引きました。当初はアトピー発症の初期で、湿疹憎悪の段階でしたので、5秒すら集中できないくらい頻繁にかゆみが襲ってきていました。

それが、抗ヒスタミンを飲んでからは朝まで通しで寝られるようになりました。

ぶっきらぼうな先生で、女性ならまず通いたくないと思ってしまうような先生ですが、強くいわないとみんな耳を傾けないようで、威圧的ではありましたが先生の言うとおりに従ったのが逆によかったと思っています。

 

私は特にひどいアトピーでしたので、抗ヒスタミンと合わせて抗アレルギー剤もだされました。両方の薬にも副作用として眠気があります。

だけど、この副作用を逆手にとれば、道眠の手助けになりますのでかえって都合が良いのです。

私はステロイドには一部の場合を除いて、今でも反対する気持ちがありますが、睡眠中にかゆみで起されるのに抗ヒスタミン薬で処置をする皮膚科にはもっとも適切な対応だと感じています。薬ならすべてを拒否して天然志向になる方もいますが、抗ヒスタミン薬で対処することは合理的で賢明な方法です。

睡眠さえしっかり確保できれば、人間の体がもつ天然の副腎皮質ホルモンも十分に分泌されるようになり、自分の力で治そうとする自然治癒力が高まっていきます。

別記事でアトピーと睡眠の関係を書きますが、良質な睡眠はアトピーをそれだけで劇的に回復にもっていきます。

この記事の中で、私が転職して過酷なストレス環境から脱して、残業なしの規則正しい生活を送ることで自然とアトピーが失くなっていった話も必ず参考にしていただけると思うので、よかったら一度、目を通してみてください。

 

抗ヒスタミン薬で睡眠中のかゆみを防止できますが、湿疹憎悪のときは、これだけでは対処しきれません。すでに掻き壊しており、皮膚のバリアとなる角質層が薄くなっているので、外的刺激によるかゆみの発生までを抑えきることができません。

ここでいう外的刺激とは、かけ布団などのこすれや空中を浮遊するちりやほこり、ダニ、就寝中にかく汗など、他さまざまなものです。

アトピーを完治するにはという究極な話にはなりますが、やはりスキンケアで不足している成分を外部から人の手で補うことがとても有効だというところにたどり着きます。

・睡眠中に掻くのを防止するには、抗ヒスタミンと抗アレルギーの内服で対処
・そのときの皮膚のコンディションが悪い場合には、スキンケアで皮膚バリアを補強する

この2つの方法が単純なようで最良の方法です。

問題はスキンケアです。ステロイドの使用は有りなのか無しなのか?もし全くステロイドを使わずにケアするなら一体どんなスキンケア商品を選べばいいのか?

こちらの問題についても私の経験談を以下の記事でまとめていますので、興味があれば読んでください。読んでいただければ、ステロイドを使用したリスクを知ることができ、ステロイドの後遺症というリスクを取って改善したいか、リスクなしの方法で着実に治していきたいかの指標を得られるはずです。

医者がいう正しい部分と間違っている部分を見極める力がつきます。


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